【不動産売却】不動産会社の選び方！

デジタルな会社よりアナログな会社？！

不動産を購入されるお客様は何を見て、不動産を買うのか考えられた事はありますでしょうか？
私が不動産業界に入りたての頃、売主様にこんな事を言われたことがあります。
家の近くの不動産会社の営業マンに相談したところ、私は数十年不動産業に従事しているのだから、顧客を山ほど持っている。もちろんそこらの若造には売れない値段で売れる。その営業マンの言葉に力があったので、そちらにお願いする事にしました。
そう言われた時に、私の頭の中はいろいろと考えが巡ったのですが、当時の私は何も言えませんでした。しかし、半年後まだ売れ残ってたその物件を、バツの悪そうな顔で改めて売却をお願い出来ますでしょうか？と言われた事を今でも忘れられません。

ホームページを持っていない不動産会社

不動産業界は、デジタル化への流れが最も遅い業種の一つであると私は考えています。
だからこそかは分かりませんが、(※1)DXに興味はありませんか？と言ったような営業電話が弊社にも毎日のようにかかって来ます。
（そう言った会社でも、何故か契約書は原本が必要だし、印鑑も必要な会社が大半ですが…笑）

現在も自社サイトのホームページすら無い不動産屋はまだまだ存在していますし、古くからある、不動産屋を営む年配経営者が運営する不動産屋には、少し難しいのかもしれません。
とは言え、不動産会社のホームページを見て、ちゃんとした会社なのか？など、会社の情報をしっかり見てからアクションを起こすお客様も多いのが現状ですので、やはり不動産をより良い条件で売り切る為には自社サイトのホームページは必須と言えます。


(※1)DX（デジタルトランスフォーメーション）とは、企業がAI、IoT、ビッグデータなどのデジタル技術を用いて、業務フローの改善や新たなビジネスモデルの創出だけでなく、レガシーシステムからの脱却や企業風土の変革を実現させることを意味します。

主要三大ポータルサイトを使っていない不動産会社

不動産を購入されるお客様側の反応も近年少しづつ変化して来ました。従来であれば、チラシを見て電話や来店していた購入希望のお客様も、スーモ、ホームズ、アットホームで興味のある物件だけをリサーチし、取り扱っている不動産会社に直接問い合わせている方が物凄く増えています。
冒頭で前述した不動産会社はアットホームしか使っていないようでした。（おそらくアットホームが一番安い為）

※ポータルサイトで言えば、半数以上がスーモから物件情報を探す人が多いと言う分析結果もあるにも関わらずです。

この３大ポータルサイトを３つとも使ってない会社はまず選ぶべきではないでしょう。

アナログな事が出来ない不動産会社

このタイトルは誤字ではありません！！笑

アナログな事が出来ない会社はまず選ぶべきではないでしょう！
ホームページやポータルサイトはもちろんですが、チラシも絶対です。
弊社専任で不動産を預からせて頂きチラシや店頭広告の許可を頂いたにも関わらず、チラシを撒かなかったり、店頭に広告しなかったりした事は一度もありません。
先程不動産を購入されるお客様の反応は変わってきたと言ったじゃないか！と言った声が聞こえて来そうですが、もちろんそれも事実です。
なので私達は両方とも必須と考えております。
これは(※2)SEO対策や(※3)MEO対策よりも遥かに大切な事です。
チラシを1万枚配って、5件反響頂けるような物件の価値と価格が見合った物ですと、15件くらいはポータルサイトからの反響があるでしょう。15件よりも20件の反響があった方が、物件が売れる確率は跳ね上がるに決まってます。

つまりデジタルもアナログも両方とも大事なのです。

(※2)SEOとは検索エンジンからサイトに訪れる人を増やすことで、Webサイトの成果を向上させる施策のことです。
(※3)MEOとは、Googleマップでの検索結果において上位表示させることを指します。